号外。

 基本は月・木更新のブログですが、号外を打ちたくなりました。

 昨日、近所(といっても家から2時間弱)のSchluchseeという湖に出掛けたんですが、またもや「なんじゃこれは!?」と驚かされました。


 これ、そこら辺に積もってた雪の表面です。分かりにくいかもしれませんが、特撮映画の怪獣の皮膚みたい(例えが悪い)に、うろこ状のもので埋め尽くされているのです。吸音力も抜群さ!

 おそるおそる、その一枚を手に取ってみると・・・


 H20が結晶化して、葉っぱ状になっているのです!

 さらに拡大すると・・・


 見事にフラクタルですよ。

 どうなってんだ一体・・・


 さらに、

 まるで羽根のようになったものも。

 大自然の驚異。

 「生物の基本は水。その水分子の特徴ゆえ、生物の基本構造もフラクタルになる。」とか言われたら、納得してしまいそうです。
 あ、いま頭をよぎっただけですよ。

 さて目的地の湖はというと、こんなです。

 静かで穏やかな湖のほとり、でした。以前は。それが、もの凄い迫力の場所になってました。基本的に表面は厚い氷で覆われ、ほとりはこんな感じ。氷下の水が外へ流れ出しているからか、氷が落ち込み(鬱になってるんじゃないですよ)湖全体から「ゴゴッ」という氷のきしむ/割れる音がしています。聞いたことのない、低く太い音。

 この日の夕焼けは、氷の湖に反射してとても美しかった。

2008.11.追記
Schluchseeのその他の写真集


さぁ、ここは一体どこなんだ!


納得しましょう。

さぁみんなで、「あーはぁー。」

注: 実在の駅名です。本当にこの場所です。