Die Reise III

 翌朝。再び徒歩で丘を降り、そのまま駅まで歩く。荷物が重い。結局使わなかった寝袋と、ダリ画集のせいだ(笑)。切符を買って列車に乗り、出発。と、車内検札のお姉さんが切符を見て、一瞬呆然としてました。

心の声:「フライブルク行きの切符で、何故この列車に?!」

 ドイツの地図見たら分かりますけど、Koblenz -> Freiburg なのに Trier 方面に向かおうとしている僕は、あまりにもイレギュラーだったのでした。誰がどう考えても遠回りなのですね。あ、ちゃんとそのルートで切符買いましたよ。

 モーゼル川沿いをひた走り、たどり着いた Trier の町。ここはルクセンブルクとの国境ギリギリにあります。もうRE1本でLuxenbourgに行ける場所です。話によると Trier はドイツ最古の町で、2000年前にローマ人たちが築いたんだとか。その関係で、今でもローマ時代の遺跡が残っているわけです。それを見るために、ここへやって来ました。


 その壱、劇場。やはり円形です。全方向から見られる舞台では、どんな芝居をやってたんでしょうね。ここでゆっくりするつもりでしたが、日差しが強かったのと、フランス(?)からの社会科見学(?)生がいっぱいいて、落ち着けませんでした…


 その弐、皇帝の大浴場。なんもないのに入場料払うのもなんなので、通り過ぎてしまいました。


 その参、黒い門(ポルタニグラ)。かつて町を取り囲んでいた城壁の一部だそうです。



 フランス文化の影響なのか、きれいな町でした。

 さて最後の目的地、Völklingen です。ここは製鉄所の町で、巨大な製鉄所跡が見学コースになっています。一部は現在も稼動中だとか。


 この鉄の要塞に惹かれ、訪ねてみました。きっと夜に来たら、ばっちりライトアップされてるんでしょうね。


 そのまま郊外まで歩いてみると、ずいぶん寂れた所にたどり着きました。あの天下無敵のKEBAP屋が、向かい合って2軒も閉店しているなんて… 他にも空き店舗が多いようでした。これで曇天だったら、悲しいだろうなぁ。でも子供たちはかわいかった。


 この日は強行スケジュール気味だったので(自分の体力も消耗気味だったので)早足で2つの町を巡りました。マンハイム経由でフライブルクに戻り、家に着いたのは夜11時過ぎ。夕飯を食べる気力もなく、そのまま布団に倒れ込んで眠りにつきましたとさ。
 いやぁでも、おもしろい旅でした。


おまけ。
Völklingen の線路下通路。
ガリバーは今どこにいるんでしょうか。