Strasbourg / France

 一週間ちょっと前ですが、フランスのストラスブールに行ってきました。コンサート&CD制作の打ち上げみたいなノリで、友人と2人で日帰り、ちょっとだけでしたが。

 ストラスブールは基本フランス語ですが、国境のすぐそばという場所柄ドイツ語を話せる人も多いので、特に言葉で苦労はしませんでした。帰りの列車の本数が極端に少なくて、そっちは困りましたが(笑)。

 町並みは、やはりフランス文化の匂いがしますね。Freiburgもその影響下にあるせいで、なんだか見慣れた、落ち着いた感じ。でも色とりどりの建物が並んでて、美しい。

 鉄道関係者では有名かと思われるストラスブールのLRT(トラム)も、本物を見ました。中高生くらいの時に雑誌で見たやつの本物が、目の前を走り抜けていきました。たしかに綺麗なデザインだ。そして、警笛ならぬ警鈴の音が、奥ゆかしくて落ち着いていて、とても良い感じでした。

 それから、運河。町中を流れる川があって、そこを観光船が走ってるんですが、その川に高低差がある関係であの仕組みがついてました。名前知りませんが、パナマ運河にもあると聞く水位を変えて船を走らせる「エレベータ」式の運河です。本物を見るのは初めてでした。


 そして教会。ストラスブールにも大聖堂があります。中の空間が広々としていました。祭壇の飾りつけは、なかなか見物だったとおもいます。場内放送にドイツ語もあるのが、やっぱり土地柄ですね。

 しかし…

 あたりの建物が異様。なぜ観光ガイドブックでは誰も突っ込んでないのか?!
 だれも気付かなかったとでもいうのだろうか?!!

 あのですね、驚くほど垂直が取れてないんです。分かりやすい写真がないのが非常に残念ですが、あからさまに歪んでるんですよ、建物が。アルザス&バーデン地方では木枠式建物が名物ですが、歪んだ木の柱をそのまんま使ってました。建物と建物が寄り添っちゃったりなんかしちゃってて、もう大丈夫なのか?って感じでした。

 なんというか、どうやって建てたのか不思議でしょうがない。地震がきたら一発で崩れ去ってしまいそうな雰囲気でした。

 観光地だから観光すればいいんでしょうが、2人の組み合わせにより「裏道めぐり」になっておりました。ひたすらに「この道おもしろそうじゃない?」で裏へ裏へ。写真をあまり撮ってませんが、結構たのしいストラスブール巡りでした。