第一ゼメスター修了。

 金曜日で前半期が終了しました。長い長い5ヶ月がいよいよ終わったわけです。

 ゼメスター終了に先立って、週末なんかによく一緒に食事をしていた数人の仲間たちが、私達アジア人5人をもてなしてくれました。「普段アジア料理を作ってもらってるから、今回は僕らが作るよ。」と、泣かせる話です。図書室に特別にテーブルをセッティングし、本格的なレストランのコース料理! 完成度と懲りように正直ほんとに驚きました。そしてみんなの格好にも。本物のウェイターのようで、ただただびっくり。私達お客も「きちんとした格好で」ということだったので、私も久々にYシャツを着ました。2年以上着てませんでしたね。てかそもそも持ってないので、友人から借りました。ベストなんて、着るのはいつ以来やら… 初か?!
 こんなにあたたかいドイツ料理を食べるのは、初めてでした。言葉を失って涙が出そうでした、ほんと。

 また今週一杯はThomas&Bettinaという例のドラマーとダンサーが来ていて、半期の締めを盛り上げてくれました。彼らに先導してもらいつつ、みんなの話し合いを進めたり、学生たちだけで山へ出かけたり。
 他にもThomasと他2人のドラムと私のピアノ、ツイン・ギター、他の学生達のコーラスでセッションしたり、生演奏にあわせたフォークダンスもやりました。Thomasとのセッションは本当に気持ちがよく、集中でき、毎朝の合唱とはガラリと雰囲気の違う、まさに「音楽」をやれました。ゼメスターを締めるいいコンサートになったと思います。

 金曜の夜には近所の山の麓で焚き火をやりつつ学生達で集合。穏やかなゼメスターの最後を送りました。今季でここを去る人も数人いるのですが、その彼らとの話もよかったです。気付けばあまり話したことのなかった友人と、結構あれこれしゃべってました。旅立ちです、みんな。


さぁ、いよいよ月曜日は日本へ向けて出発します。