ニュース翻訳の疑問とFinalCut

 ネット・ニュースを見ていると、翻訳に違和感を覚えることが多々あります。

 一番気になるのは、外国人(特に欧米の役者とかスポーツ選手とか)のコメントが載っているときに、語尾が「〜わよ」「〜のよ」「〜なんだ」「〜だよ」等、妙に馴れ馴れしい口調になっているのをよく見かけること。しかも記者会見などの公式な場の発言であっても。(そして「〜わ」の語尾にいたっては、日本語でも実際には使われる事の少ない表現のに!)

 これって誤訳じゃないでしょうか。彼/彼女らだって、もし日本語を話していたら、丁寧語でしゃべってると思うんですがね。いったいどういう意図でこの翻訳にしているのか、毎度ながら疑問に感じています。
 もし自分が翻訳する立場だったら、こういう真似はしたくないですね。せめて滑らかな日本語にすればいいのに。

 話は変わりますが、とうとう Final Cut をいじくる時が、つまりビデオ編集にも手を出す時が来ました。音編集なら大学に入った頃から(考えようによっては高校生の頃から)やってるのですが、映像となると色々勝手が違ってややこしい。今1本目の編集に挑戦してるところですが、なかなか進みません。
 でも操作さえ覚えてしまえば、仕組み的なものは音編集経験のおかげで掴みやすいので、3本目くらいからは結構早い作業スピードになるかもしれません。

 悩むのはあれね、場面転換のトランジション。とりあえずブラックアウト→フェードインで対処しているけれど、こればっかりになるとクドいし、余計な時間がかかってしまう。かといってワイプやスライドみたいなのは、静止画ならいいけど動画でやるとクサい。何か良い案はないものか・・・

 もうひとつ、撮影現場でBGMが流れている場合、当然ながら映像素材に流れる音楽はブツ切りになってしまいます。これをただつなげるとリズムが無茶苦茶になり不快に感じるのですが、これは音作業をやってた人間だから気になるのでしょうか?
 サンプル映像として見ている完成品も、(音屋的にはあり得ない)クロスフェードで曲がつながったりしてて気持ち悪いんですけど、映像だけ扱ってる人からしたら、気にならないんでしょうか。
 でもここは、せっかく他でもない私が編集するんだからということで、映像と音を切り分けて別々に編集し、音声部分はBGMが違和感無くつながるように切り接ぎして、映像は映像で音の時間軸に沿うようにしたり、あるいはリズムや小節に合わせて映像を切ってつないだりして、なかなか凝ったやり方を編み出しています。(ただ音編集をFinalCut上でやるのは、やはり手間ですね。そもそも1/30秒単位だし。)

 まぁスキルアップ、スキルアップ!
 どんな方向だかわかんないけど(笑)

 平日はテント建てたり建設現場でホコリまみれで働きつつ、週末はスーツ姿で結婚式を撮影しつつ、空き時間はコンピュータでビデオ編集… 奇妙な生活ですよね。