気仙沼向洋高校の視察
震災メモリアル施設の仕事に関わることもあり、震災遺構・気仙沼向洋高校旧校舎に行ってきました。
ここは気仙沼の市街地から南に外れたところにある高校で、残された校舎内に見学コースが用意されています。併設で新規に展示施設も設置され、結構大きい規模でした。
アプリを入れることで、キャプションは多言語対応しています。インドネシア語もあるのが土地柄ですね。
屋上からの眺め。
震災遺構は何かと見ているのですが、個人的に津波のパワーを感じたのはここ。蛇口が「曲がる」っていうのが、妙なリアリティを持って訴えかけてきました。
仙台の荒浜小学校や、いま保存計画が進んでいる学校と、それぞれ同じ学校ではありながら、そこで伝えるものは各々違うのだな、というのを改めて感じました。