Dorico+Bohemian Violinを試す
つい最近V4へのアップデートがあったVirharmonic Bohemian Violin。キーボードで弾くだけで手軽に「生演奏っぽく」弾けてしまう、私みたいに弦楽器が弾けないけど音は好き、という人にとっては非常にありがたいソフトウェアです。
今回のアップデートで起動が(めちゃくちゃ!)速くなって使いやすくなったので、これはいいぞとDoricoで使ってみました。製品化されてるヴァイオリンとチェロだけで弾ける曲として、パッヘルベルのカノンがちょうどいいので、特に奏法指定などもせず「打ち込んだまま」で鳴らしたものがこちら。
キースイッチどころかベロシティの指定も特にしてませんが、それでもこんな響きに。大半の弦楽器ソロ音源はきちんとプログラムしないと残念な音がしますが、Virharmonicの音源はうまーいこと鳴らしてくれます。
映像内にはありませんが、軽く確認しただけでも、Dorico上でちゃんとスラーを書いたり音のデュレーションを調整したりすると更によくなりました。
Doricoはまだあんまり活用できていなかったんですが、弦楽アレンジを考えたりするときに、これだけ手軽にイイ音で鳴らせるというのは革命的です。モチベーションが上がる。そしてなんなら譜面を書きながら作っていき、そのまま音としても書き出せます(映像に付いてる音はDoricoから書き出したもの)。
新バージョン発表に合わせ、Bohemian Violin&Celloが特価セールやってるので、弦楽器ソロの音源を探している人はぜひ。非常にいいです。
Celloの新エンジン版も早く出てほしい。そしてViola。発売されたら即書います。