東北への旅 第3、4日

行ってきました。

 会津若松の鶴ヶ城を使って行われた「日本の音フェスティバル」、2日間に渡る和楽器の大ワークショップといったところです。和楽器の体験コーナー、製作実演、野外ライヴなど、盛りだくさんの2日間でした。

 体験コーナーでは、笙、篳篥、龍笛、篠笛、尺八、三味線、琵琶、琴、和太鼓を、実際に演奏している人達(学生だったりバンドだったり師匠クラスだったり)から教えてもらえました。私もすっかり入り浸ってしまって、おかげで何度かスタッフと間違えられたり…

 野外ライヴは、あいにくの雨に見舞われながらも(裏方のみなさん、本当にお疲れ様でした)妙な熱気に包まれ、盛り上がりました。最後の和太鼓&尺八による演奏で、客の興奮も最高潮。花火がドッカーンといって、拍手大喝采でした。

琴の製作実演

三味線の体験コーナー 三糸って人達と仲良くなりました。

琵琶の体験コーナー すっかりはまって演奏してたら、こそっと「それ200万くらいするよ」って教えてくれました。薩摩琵琶を毘沙門ってサークルの人達が教えてました。

会津といえば、べぇー

 スタッフの年齢層は広く、20才くらい~師匠クラスまで、様々な人がおりました。みんなお揃いのスタッフTシャツ姿だったのも印象的(ライヴの時も基本的にTシャツ)。スタッフ同士の雰囲気も和気あいあいとしていて、とても良かったです。和楽器をほんとに身近に感じさせてくれました。

 和楽器も、最近は安く手に入る物があるんですね。篳篥は5,6千円から買えるそうです。三味線も3万くらいから、とか。小中学生の教育用にプラスチック製のものが出来ているそうです。
 自前の楽器を持ってきた尺八吹き(客)に会ったんですが、「なんでこれプラスチックのくせに、おれの竹より音がいいんだ?」と嘆いておられました。

 それにしても、入場無料でこれほどの体験ができるとは、何とお得なイベントだろう。裏では諸費用が沢山かかるのにね(涙)。主催者のみなさん、そしてスタッフのみなさん、ありがとうございました。とーっても楽しませて頂きました。

 思えば結構知り合いが増えましたね。すっかり仲良くなってしまって、今度コラボしようよって話が持ち上がったり! 実現するかは、まだ分かりませんが。
 やっぱり楽器は楽しいなぁ!と思った2日間でした。思いがけない音に巡り会ったり、思いがけない人と知り合えたり、帰らなきゃならないのが悔しいくらいに実に充実した2日間でした。

 この「日本の音フェスティバル」は毎年開催されているようですので(昨年は金沢?)、開催地がどこになるのか知りませんが、ぜひ来年、足をお運びください。

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おまけ

 帰りは会津若松→JR・会津・野岩・東武鉄道で浅草まわりで帰ったんですが、この東武浅草駅、すごいところなんです。駅が急カーブになってるもんだから、ホームと車体の隙間が半端ない。だから特急などの優等列車では、こんなサービスを受けられます。
 これ、ごくマシな方です。もっと隙間の広い所は…