乳頭温泉(蟹場温泉)
というわけで終点の乳頭温泉に到着。バス停の田舎感がいいですね。
乳頭温泉には温泉宿がいくつかあって、全て源泉を異にするという特徴があります。何度行っても違うお湯を楽しめる、もしくは色々廻ってもいいかもしれません。
こちらの温泉宿では無料の足湯もやってます。目的地に行く前にちょこっと寄って足を休めました。
こちらが今回泊まる蟹場(がにば)温泉。民宿と言うか、合宿所みたいな店?構えです。日帰り入浴もOK。
風呂は内湯2(岩風呂+檜風呂:男女別)と露天風呂1(混浴)があって、どちらも特に時間制限は無いのでいつでも入れます。(露天のみ女性専用時間あり) ちなみに露天の方には身体を洗う設備が無いので、さっぱりしたい人はまず内湯に行く事をおすすめします。
露天風呂へ向かう道。建物の裏口を出て、林の中へと歩いていきます。ただし敷地内なので外から直接入ってくる事はできません。
石の階段を下りると、小川に沿って露天風呂が現れます。(写真は無人である事を確認してから撮ってます。ご心配なく。)
乳頭温泉は白濁したお湯が有名らしいんですが、ここのは無色透明。そのせいか人が多くは来なくていい、て話を聞きましたが、実際どうなんでしょう。
湯温42℃の源泉掛け流し。鳴子温泉や岳温泉の共同浴場は熱過ぎて入るのすらままならなかったけど、ここは調度いい温かさ。直射日光が当たる時間帯はやや熱い気もしますが、日が暮れてから、もしくは朝方なんかでは、とても気持ちよかったです。(逆に熱いの好きな人には物足りないかもしれませんが…)
写真は撮ってないんですけど、夜の星空がとても奇麗でした。それこそ(外灯は少しあるのに)天の川まで見えました。星空を見ながら入る露天風呂なんて、贅沢です。
ちなみに男女混浴とは言うものの、そもそも他の人と会う事の方が少なかったです。ほぼ独占してました。時期とか曜日によって色々変わるんでしょうけど、少し拍子抜けした感はある(笑)
この日は14時半頃に到着したので、静かな空間でとてもゆったりと過ごせました。まだまだ暑い日の続く時期でしたが、さすがに山奥だけあって夜はとても涼しかった。窓を開けるだけで布団をかぶって寝られるなんて、暑さに弱い私としては夢のようでした (^-^) しばし休息…
次回、角館編へ続く。