いざ Opfingen へ。

– Sorry. Only in Japanese. –

 中心部から路面電車に乗り、6号線の終点へと向かう。住宅街を抜け、広い公園を横切り、路面電車の立体交差(!)を走り利抜けていく。10分経ったくらいだろうか、ドライザムという川を渡る頃になると、遠くにさっきまでいた辺り(中央駅近く)の教会が見える。辺りはすっかり郊外の様子。VAGの本部を横目に見ながら、終点Munzinger Straßeに到着。

 バスに乗り換え。これが30分に1本しか走ってなかったりして、うっかり逃すと寂しい思いをするわけですが、きちんと時刻を把握しておけばどうにかなる。(曜日や時間帯によって使うバス路線(系統)、時には乗り換え駅を変える必要があったりするので、ある程度の運行表の把握は必須。でも0時過ぎまで電車もバスもあるので、本格的に困ることはまずない。)

 しばらく走ると突然、バスは林の中へと突き進んでいく。この林が意外と広く、次の停留所までの間隔がさっきまでの倍以上だったりします。さぁ、だんだんフライブルクの町らしくなくなってきました。

 長い林の道を抜けると、急に視界が開けます。右も左も、遠くまで田畑が広がっています。家もほとんどありません。さっきまでの町の雰囲気はもう残っていません。しばらく田畑の中を突っ切っていくと、反対側の丘にたどり着きます。さぁ、いよいよオプフィンゲンに到着です。

P.S.
 オプフィンゲンは、フライブルク西部に点在する集落のひとつ。ちなみにお隣さんはというと、南側はTiengen(ティエンゲン)。そして北側のお隣さんは、St.Nikolaus(ザンクト(聖)ニコラウス)、つまりサンタクロースさんですね。これから月末にかけては集落中の人が世界中に仕事に行ってしまい過疎地になるという噂は、特に聞いたことはありません。トナカイの放牧をしている様子も、特にありません。