しばい
長期かけての授業でSprachgestaltung/言語造形というものが毎週一回程度で続いてます。言葉をただ喋るのではなく、言葉を生み出す身体的エネルギー、感情なども含めて、言葉をより深く「理解」して「構築」する訓練なんぞをやってます。結構おもしろい授業で、なおかつ先生も良い人なので、毎度楽しみにしている授業です。
その授業の一環で、ヴァイナハテン(Weihnachten/クリスマス)に芝居をやることになりました。Charles Dickensという人の”Christmas Carol”という作品です。私は話を全然知らないので、現在ドイツ語の脚本と格闘しているところです。
二週間ほど前に脚本が配られ、配役をし、今日から振り付け(←この言い方は必ずしも正しくはないが…)が始まりました。わたくし、おそらく小学校以来でしょうか、舞台に役者として登場します(学生全員出るので)。大学時代は演劇といえば裏方しかやったことない人間なので、どうも動きがしっくりこなかったりしてますが、とにかく出るものは出るわけです。
先生の演出は徹底していて、今日なんぞたった一行練習するのにどれだけ時間がかかったか。結局私の出番である10行たらずを、半分も出来なかったりしました。いやー、まいったまいった。
衣装、舞台、照明、音楽等々、まだ芝居の規模が掴めてないので、これから自分が何らかの裏方仕事をするのかどうか、まだ不明です。やるならやるで、時間がないので大変だなぁと、意識の片隅で考えているところです。
P.S.
先週、初めて鍛冶の授業に行きました。鉄工です。鉄を火であぶって叩いて延ばして云々の、あれです。素人の初日の2~3時間でしたが、こんなものができました。