はいっ
というわけでWeihnachtenです。クリスマスですね。芝居はというと、完成度的にはダメダメでしたが、お客さんには楽しんでもらえたので、これはこれでいいんですよね。
前日に初めて通しをやって、当日のゲネプロで初めて舞台転換まで含めた休みなしの「リハーサル」をやって、という恐るべきスケジュールに驚愕していたんですが、「ゲネプロで失敗すると気持ちが引き締まる。逆にゲネプロで上手く行き過ぎると気持ちがダレる。」ということらしいので、もういいです。どうもこちらの人間にとっては、本当にそのようなので。
本番中も演出家が自ら客席から舞台転換に飛びいったり、セリフのフォローに入るなど、自分の基準からだと「不可」なのですが、やる側も見る側も恐らくそれでいいらしいので、それでいいです。(演出の先生は芝居を学んだことがある人なので、責任取りのような気持ちもあったのか、それともただ気持ちが焦ってしまったのか。)
ま、小さな町の小さな学校でやるクリスマス芝居ですからね。見た目の完成度よりも雰囲気が大事ですよ。
で本番が終わって、学校のみなさんで静かに夕食。全員がテーブルを囲むのは初めてかもしれません。普段は幾つかに分かれているテーブルを、ひとつにつなげて、みんなで顔をあわせました。
夕食の後は、外を散歩。山に向かって歩いていき、丘の上で輪になって、ちょっと踊ったり歌ったり。ぐるーっと丘の上を歩いて帰ってきて、今度は学校の牛小屋へ。温めたジュースを飲みつつ、牛小屋のなかで聖歌を歌う。学校に戻り、ロウソクとガスランプだけの光の中でWeihnachtenにちなんだお話を聞きました。といっても、私には何を言ってるのかさっぱり分かりませんでしたけどね(笑)。
翌朝はまたみんなで集まり、(差出人匿名の)プレゼントを渡しあい(受け取りあい?)、そんなこんなで静かなWeihnachtsferien(休暇)に入りました。