幼稚園 稲荷さん 友人

 横浜に戻った翌日の9日は、港南台幼稚園の「お買い物ごっこ」でした。カメラ撮影を頼まれていたので、朝一からさっそく幼稚園へ。

 やっぱり子供のパワーってすごいっす。お店の繁盛さもさることながら、売り子もお客も大騒ぎ。「いらっしゃいませー!」の声の大きいこと大きいこと… ホールから子ども達が去った後はまさに「兵どもが夢のあと」でした。


 11日には、今度は地域のお稲荷さんを囲む会、稲荷講/イナリコウがありました。

 八女や福岡ではこういう地域の集会にも参加したことは多いのですが、これが地元・横浜市栄区ではさっぱり。せっかくの機会なので顔を出してみることにしました。これが、予想以上に知らない人ばっかり。
 でも住宅地の地域集会で、集まったのは少数。はじめは地域の集会であることすら疑わしかったです。父に詳しく話を聞けば、この地区に「昔から」住んでいる人の集会で、排他的な雰囲気も強いとのこと。実際、内輪な雰囲気は多分にありました。新しく来た人を呼び込もうという空気はあまりなく、老人たちの酒飲み会になってる気もして、意義を失いつつあるように思いました。

 11日の夜は、数少ない高校時代からの友人2人と再会。久し振りに純理系の話を聞きました。宇宙線(X線やγ線)を使った宇宙観測の話なんて、興味はあっても詳しく聞く機会の少ないものなので、非常におもしろかった。最近の自分は、ハードよりソフトウェアに偏りがちだったなぁと反省したり。2人の話を聞いていて、基礎研究の大事さを忘れてる自分に気付きもしました。
 それから、もうひとつ思ったこと。「オタク文化」みたいな言葉があって、アニメや漫画、同人誌などに関わる人達はある何らかのイメージの中にひとくくりにされているけれど(少なくとも私はそう思うけれど)、幸いその中に友人がいるおかげで詳しく話を聞いていて思うのは、その「イメージ」は短絡的で、おもしろおかしく作られた歪んだものだなぁということ。実際には色々な要素が含まれていて、とてもひとくくりにはできない複雑さがあるんだなぁと、改めて思ったのでした。