Maskenspiel / 芝居+お面
こちらが出来上がった仮面たち。
先週作ったMaske/仮面を使って、今週は演劇の授業がありました。といっても、すぐに演技をするわけではなく、毎日まずはウォーミングアップ。手、口(歌)、足で同時に違うリズムを刻んだり、おもしろいものではこんなのもありました。
1. クラスを分けて半分を外に出し、残った半分の一人づつに色を当てて行く。外にいた半分にも同じ色が当てられるんだけれど、中の誰が自分と同じ色を当てられているかは知らない。
中にいた人はそれぞれ心の中で自分の色をイメージする。ただし表情には出さず、体も立ったまま動かさない。そして外にいた半分が中に入り、誰が自分と同じ色かを当てる、というもの。
2. ひとりだけ外に出て待機。中ではたった一人だけ「Ja」をイメージし、残り全員「Nein」をイメージする。どちらも表情や態度には出さず、心の中で唱えるにとどめる。
外にいた一人が中にはいり、誰が「Ja」かを当てる、というもの。
3. ホールに椅子をランダムに置き、目をつぶったまま歩いて通り抜ける、というもの。
空間や雰囲気を感じ取る練習でしたが、なかなかおもしろかったです。さていよいよ仮面を使っての演技。
芝居は即興が中心でした。条件として「感情」や「場所」を与えられて、どんどん話を進めていく、というもの。一人芝居、二人芝居、各自思いつきで交代交代など、色々なものをやりました。中にはタイトルだけ与えて、各自の思いつきで舞台上に登場人物を配置していく練習、さらにもう一歩進んでタイトルだけ与えられた即興芝居などもありました。
さらに近所の山の上に出かけ、城の跡地をつかった即興芝居もやりました。風景をみてピーンときたら開始、というものでした。ホールの中と違って舞台の立体感もあるし、なにより舞台美術(?)の幅が広い。この日は全員参加ではなかったのですが、結構おもしろいものになりました。
最後に「Was braucht die Welt? / 世界に必要なものは何?」の答えとしてみんなで単語を挙げていき、そのうちひとつを選んで簡単な芝居を作りました。4人一組ずつの発表で、中や外を使って色々やりました。最後に今回の先生2人による芝居があり、一週間のMaskenbau&spielの授業が終わりました。
いやー、結構楽しかったですよ。
P.S.
ちかごろ部屋の前が工事中です。