Yokohama -> Fukuoka
Day 01
大船 → 名古屋
経由: 茅ヶ崎・橋本・八王子・高尾・甲府・小淵沢・塩尻・中津川
(東海道本線・相模線・中央本線)
OFUNA -> NAGOYA
Via: Chigasaki, Hashimoto, Hachi-Oji, Takao, Kofu, Kobuchizawa, Shiojiri, Nakatsugawa
(Tokaido-Mainline, Sagami-Line, Chuoh-Mainline)
Day 02
名古屋 → 新大阪 →
経由: 亀山・加茂・法隆寺・大阪
(関西本線・大阪環状線・東海道本線)
NAGOYA -> SHIN-OSAKA ->
Via: Kameyama, Kamo, Horyuji, Osaka
(Kansai-Mainline, Osaka-Kanjo-Line, Tokaido-Mainline)
Day 03
→ 小倉 → 博多
経由: 田川後藤寺・新飯塚
(日豊本線・日田彦山線・後藤寺線・福北ゆたか線・篠栗線)
-> KOKURA -> HAKATA
Via: Tagawa-Gotoji, Shin-iizuka
(Nippo-Mainline, Hita-Hikosan-Line, Gotoji-Line, Fukuhoku-Yutaka-Line, Sasaguri-Line)
今回あえて内陸部を選んで移動しました。東海道本線・山陽本線・鹿児島本線で行くのが一番短いルートなのですが、こうして一歩中に入ったルートを通ると、「まだまだ日本にも自分が知らない場所がたくさんある」という当たり前の事に気付かされます。日本なのに、自分にとっては非日常的な空間。もちろんそこに住んでいる人にとっては日常以外の何物でもないのですが。
中央本線が走る内陸・山岳部の景色、名古屋から奈良へ抜けていく静かでゆっくりな雰囲気、そして田川を中心にかつての鉱山や現在もセメント工場の並ぶ地域。「日本」とひとくくりにするには、あまりにも空気感の違う場所がそこにはありました。
さらに福岡に着いた日の夜、大濠公園の花火大会を見た後ですが、ちょっとした手違いから博多湾の愛宕浜(早良区?)で野宿することになりました。目の前は漆黒の海。そして海の向こうには福岡ドームやシーホーク、福岡タワーが輝き、はるか遠くには海の中道の光がまたたく夜。福岡に住んでいた頃には、ほとんど見たことのない真夜中の景色。
そして朝4時から釣り人達がやってくるというのも初めて知ったことであったし、そんな時間に釣り人のおじさん達と話すなんてのも、これが最初でした。
当たり前ですけど、私が知ってる日本なんて、ほんとごく一部に過ぎませんよね。ですから、これからも機会がある限り色々な場所に立ち寄って、自分の足で見聞を広げていこうと思うのです。
大学に足を伸ばすと、また面白い人物達に出会えます。工房の技官・津田さんは、それこそ在学中には接点の少なかった人なのですが、なぜか今では一緒に昼ご飯を食べ、デザイン論みたいな事をしゃべる仲になっていたり。
昨日の晩には、愚かにも台風の中を仲間と飲みに行きました(笑)。集まったのは平面デザイン、映像制作、建築、音楽とまさに異文化・異業種のメンバーでしたが、とても話していておもしろい時間になりました。「ものをつくる」という意識を共有しているからこそ、その方法論が違っていても、不思議なほどに話が合うんだろうなぁと思います。そして、いまだにこうして話が出来るような仲間に出会ったということは、本当に価値あることなんだなと思うわけです。