我が家のカメラ。

 ドイツに行く直前からだから、3年ちょっとですね。恐らくカメラとしては過酷な状況で荒っぽく使われながらも、日本でもヨーロッパ各国でもかなり活躍してくれた相棒。

 Lumix FZ-20。コンパクトとは言えないけれど、持ち運びがラクで、内蔵レンズだけで36mm〜432mm相当の画角をカバー。全域でF2.8である上に、手ぶれ補正も内蔵だから、だいたい何でも手持ちで撮れます。シャッター音も静かなので、コンサート会場での撮影にも随分役立ちました。最短5cmまでの接写が出来るのも、実は凄い事だったのね、と最近知りました。
 唯一困ったのが、高感度撮影には向いてなく、ISO400がノイズだらけで実用外に近かったこと。でも、まだまだ使えます。

 当たり前ですけど、このブログ上で初登場です。何せ記事の写真は最近まで全てこのカメラで撮ってましたから。そう、ヨーロッパでの美しい風景写真を載せられたのも、すべて彼(彼女?)のおかげです。

 で、いよいよ登場しました一眼レフ。

 EOS 40D。割と安価で手に入ったレンズキット(17-85mm/F4-5.6)に加え、仕事用に必要な20mm/F2.8と28-70/F2.8、それに外部スピードライト。レンズは一生モノで、本体は買い替えてゆくもの、なんていう意見も聞きましたが、たしかに中古での取引価格も、本体に比べてレンズは値が下がらない。
 あと多少なりともレンズにこだわらないと、本体が良くても意味を成さないんですよね。実際キットのレンズだけでは物足りない。しかしこだわり過ぎると、今度はお財布が悲惨な事になるので注意。

 こいつらのレビューは、ちゃんと使いこなせるようになってから改めて書くことにしましょう。

 ちなみにレンズキット以外は全て中古で見つけました。中古とはいえ、実用上は問題のない美品です。しかし最安ラインを探したものの中古でも安いとは言い難い。もし単に趣味のためで投資を回収できる見込みがなかったら、今は絶対買ってない・・・

 一眼レフカメラって、思った以上にハイテクの塊でした。ストロボことスピードライトって初めて自分で所有しましたけど、これにズーム機能が付いてるなんて初めて知りました。カメラに取り付けたレンズの焦点距離に合わせ、そしてズームレンズならレンズの動きに合わせ、ストロボの中でも玉がぐぐーって動いてる。カメラ本体を中心に、レンズからストロボまでがまるで神経で繋がってるかの如く、情報をやり取りしながら一体となって動いてるってことに、ただただ驚愕。そんな私は一眼レフ初心者。早く操れるようにならないと・・・

 必要な物がだいたい揃ってきたので、後は腕を磨いて現場に出るのみ。気持ちは焦るが、どうなることやら。早ければ、6月か。