初の一人現場

 …でした。ここんところ3週連続で松島に行ってまして、前の2回は復帰までの研修として、そして先週末はいよいよ自分がメインでの撮影。メインで撮った事は前にもあるんですが、完全に一人だけで撮影に臨んだのは今回が初めてでした。

 もうね、前日から緊張しまくりでしたよ。当日の工程表(というか撮るもの&撮る順番リスト)まで書き出したりして。仕事が始まるまでは、それこそ大学入試以来の緊張ぶりだったかもしれません。ニュース番組ADの時よりも緊張してたと思う。

 現場に行ってみれば普段とは流れが違ったりしてて、初っ端から想定外でオーバーフロー気味になってしまい、せっかくあったチャンスなんかも活かしきれず非常に勿体ないことをしてしまいましたが、でも新郎新婦の2人がいい人だったのと、アテンドや周りのスタッフの方々にもずいぶん親切にして頂いたおかげで、まぁ、どうにかなったかな、と。
 一番最初にミスがあったせいで相当焦りつつ落ち込みながらのスタートでしたが、みなさんのおかげか中盤辺りからは結構楽しみながら撮影に臨めました。機材トラブルなんてのもありましたけど、なんだか次回に向けての(反省を踏まえた)自信がついたような気がします。

 今回の発見。誰かに付いての撮影より、一人での現場の方が、新郎新婦への声掛けができる。何かどっかで吹っ切れたんでしょうか。いやほんと、精神的にも鍛えられるわぁ、この仕事。
 そしてもうひとつ。もし撮影した2人に、写真や当日のやりとりを通して「あの人が撮影に入ってくれて良かった」と思ってもらえたら、それって一番嬉しいことだな、ということ。目標、ですね。

 しっかしスナップのカメラマンてほんと、全身運動ですよ。何度も立ったりしゃがんだり、まるでスクワット。撮影中は季節感を無視して汗だくでした。帰るころにはもう疲労困憊。そして翌日は筋肉痛。もし毎日こんなことしてたら、ものすごく体力が付くだろうなぁ… (一方のビデオ編集はずーっと座りっぱなしですが)


P.S.

 新MacBookが発表されましたね。テレビでも報道されてたなんて驚きました。4本指マルチタッチは、各種のソフトが対応してくれさえすれば、かなり快適に使えそうです。
 でも個人的に残念だったのが、FireWire非対応ということ。ProですらFireWire800のみで、400のポートは無し。
 どうせ買い替えの予定は無いんですけど、DV-Cameraや音響機器、大容量ストレージの類いではFireWireって重要だったんだけどなぁ。SCSI(スカジー)ゆずりの安定性で、実行速度はFireWire400でもUSB2.0より上のはずだし、CPUパワーも食わない優れもののはずなんだけど。

(ある音響エンジニアの人が、「やっぱ安定性はSCSIが一番みたいだけどね」と言ってたのを思い出した…)

 FireWireポートが無いってことは、今後はターゲットディスクモードも使えなくなるのでしょうか?
 嫌だなぁ、USBばっかりなんて。ラップトップでまともにFireWireの6ピンポートが付いてるのなんてMacBookぐらいなもんなんだから、残しておいて欲しかった。

 以上、一部(大半?)の人にとってはさっぱり意味の分からないであろう追記でした。