湯気?
昨日いわきへ撮影に行きました。早朝の常磐線に乗るのは4月以来でしょうか。首都圏では長ーい編成で走る常磐線ですが、この辺では4両編成(しかも岩沼からずっと単線)。景色がとても奇麗で、特に朝陽をうけた田園風家が眼下に広がる辺りは最高です。
車窓を楽しみながら乗っていると、遠くの方がモアーっと真っ白になっているのに気がつきました。山の麓にでる朝霧かとも思いましたが、どうも様子が違う。しかもかなり分厚い。
阿武隈川を渡る鉄橋のところで正体が判明。川を渡り始めたとたんに霧の中に突っ込み、渡り終えたとたんに霧から抜け出ました。そう、川から蒸発した水蒸気が朝の空気で冷やされて霧になっていたのでした。
小学校の理科の教科書で川に湯気(?)が出ることは知ってましたが、まさかこうも分厚く出るとは予想もしてませんでした。川面から鉄橋の上までだから、おそらく15〜20mくらいの厚みはあるでしょうか。しかも川の上だけのピンポイントで。
時間があれば途中下車して現場に行ったり出来たんですけど、仕事に向かう途中ですからね。本数も少ないし。
これから先どんどん冬が深まると、また色々な世界が見られるのかと思うと、楽しみになります。Schluchseeの氷の羽根やOpfingenの樹氷も、またいつか見に行きたいです。雪の山寺には、必ず出掛けるつもりです。