青の申告

 私は事業主なのです。というわけで確定申告やってきました。ちなみに人生初です。一応前々から準備はしてたんですが、なんだかんだで書類を作るのは延ばし延ばしにしてしまい、ようやく仕上がったのは今日の早朝でした。寝不足のまま書類を作り、ようやく税務署に届け出てまいりました。

 確定申告用ソフトの助けを借りつつも(だから計算自体は不要なんだけども)お金のやり繰りの「分類」に最後まで悩まされました。もうね、勘定科目わかんねーってね。

 例えば機材やら何やらは備品だろうと購入金額を「工具・備品」てのに分類してたら、これがまったく経費になっておらず、どうやらこれは「資産」扱いになるらしくて、正しい分類が何なのかが分かるまでに随分あちこちを読んで探して入力して試してと、試行錯誤するはめになりました。
 「簡単にできる」ことが売りの青色申告用ソフトでも、さすがに用語がわからないと扱えません。日本語じゃない感じの税務日本語を脳内再翻訳しながらの作業となりました。事業主借・貸って言葉すらどうにも慣れません。
 唯一、交通費の集計だけは、ちゃんと毎回乗るたびに記録を取ってたおかげですんなり終わりました。iPod touchを導入してからというもの、カレンダーやらメモやらこんなところにも活用してます。

 初めてやりましたけど、なんだか社会人ぽいなぁなんて思いました。もっとも、会社勤めの人の大部分はこんな届け出なんて知らずに過ごすんでしょうけどね。

 余談。「控除」とかそういう言葉を自分が使うようになるとは想像もできませんでしたが、青色申告特別控除とか基礎控除とか、そのような者たちのおかげか(というか単に低所得だからか)私の課税対象所得は無きものに…

P.S.
 あれやこれやと混乱しながら出来上がった申告書ですが、税務署で係の人に渡してハイおしまい、というあまりのあっけなさが、ちょっと悲しかったです…