サウンドインスイタレーションのお手伝い
かねてより知り合いの永幡さんが作るサウンドインスタレーションの装置の作成と映像制作をお手伝いしました。
とても久し振りのハンダゴテ作業。こちらは市販のガイガーカウンターの音声を外部出力できるようにする改造。元々は本体のミニ・スピーカーで「ピッ」と鳴るものですが、これをスピーカーに接続して大音量でも鳴らせるようにする改造です。
ボディを固定していたネジがY型(トライポイントというらしい)で、今回初めて見ました。手持ちのツールキットに対応するビットがあってよかった… 持ってると助かるiFixitのPro Tech Toolkit。
そしてもうひとつ作ったのが超指向性スピーカー。こちらは工作キットになっているものですが、なんせスピーカーが基盤一枚あたり50個もついてるので、ハンダ付けの箇所数がすごいことになってました。最終的に4枚+駆動回路を組み立てたので、ハンダをあれよあれよと消費していって、足りなくなるか?!と焦りました。
そして設置当日の撮影。雨に降られながらの撮影となってしまいましたが、なんとか4箇所を巡って撮りました。
ガイガーカウンターの音がスピーカーで響く中、超指向性スピーカーによって「境界」が示されます。ちょうど境界の上に立つと「You are on the border」と聴こえてくる、という仕組み。
ちなみに超指向性スピーカーの音は音波自体もちょっと特殊で、スマートフォンやアクションカムなどの複数マイクを合成する機種だとノイズっぽく録れちゃったりしまいます。
このサウンドインスタレーションを映像としてまとめたものについてはこちら。