日光編3
3日目。朝5時に目を覚まして、そそくさと支度。始発のバスで、いろは坂を駆け上る。夜明け前の赤い空が美しかった。
近頃の日の出の時刻とバスの時刻表を照らし合わせ、山に囲まれていることによる誤差と方角を踏まえ、中禅寺湖で日の出が見られるポイントを探す。
目星を付けたバス停で降りて、湖畔へと急ぐ。
寒い。とにかく寒い。ふもとの町でもマイナス5℃だったらしく、おそらくここではマイナス10℃近かったと思われます。手袋してようが何だろうが手は冷たくなるし、耳当てを持っていなかったのがほんとに厳しかった。
それでも、一度はここで日の出を見ておきたかったので、満足。こういう静かな、ほんとに静かな景色って、何とも言えません。
とはいえ長いことじっとしていられそうもなく、終点で折り返してきたバスに再び乗り込み、ふもとへ下りました。
いろは坂、3往復達成(笑)。
宿の主人に別れを告げて、いわゆる「観光地エリア」を巡る。世界遺産だったんですね、ここって。同じ部屋に泊まってたアメリカ人に聞いたら、日光に来るためだけに日本に来てたらしい。もちろん日程の都合とか個人的な趣向はあるんでしょうけど、まさかそんなに知名度が高いとは…
二社一寺と呼ばれているのは、日光東照宮・二荒山神社・日光山輪王寺。このうち東照宮は徳川家康、輪王寺(大献院)は徳川家光の墓所でもあります。私は修学旅行のときに聞きましたけど、関東以外でも有名なんでしょうか。
「日本の美」や「和風」というと、何となく質素なイメージがあるのですが、こういう建築物や装飾品をみていると、そんなことは無いような気がしてきます。派手ですよね? 経年劣化してることも踏まえると、オリジナルはかなりの極彩色だったんじゃないでしょうか。
そうそう、かの有名な猿たちは、目隠し口隠し耳隠ししてるだけじゃないんです。全部で5種類。
まだまだ他の写真がアルバムにありますので、どうぞご覧ください。
P.S.
湯葉ラーメンはおすすめしません。ガッカリします。
店によるかもしれませんが…