mein Zimmer

今回は私の部屋をご紹介します。

 私の家は、Freiburg Hauptbahnhof(中央駅)から一駅北のFreiburg-Herdern Bahnhof(駅)の真横にあります。部屋の窓からプラットホームが丸見えです。ドイツ新幹線ICEもよく目の前を走り抜けていきます。DBの各駅停車になら、部屋を出て最短1分で乗れるし、路線バス1系統、少し歩けば路面電車も2系統使えます。前に書いたRegioKarteを持っていれば、日中の交通の便はとても良いといえるでしょう。実際、上手くいけばHauptbahnhofまで10分で行けます。部屋は1室で、便所、風呂、台所、洗濯場は共用。それで家賃は月3万円弱といったところです。

プラットホームは目と鼻の先…

 ドイツの(というかヨーロッパの?)暖房設備といえばオイル・ヒーティング。暖かいオイルが中を流れて、エンジンの冷却気の逆の原理でぽかぽかと温めてくれます。風が吹き出さないので、ほのかな、やさしい温かさを与えてくれます。冷房設備は当然のごとく設置されていません。大きな(といっても三、四階建てくらいまでしかありませんが)デパートでもないかぎり、基本的にどこの家にも冷房はありません。

Heizung

 台所には電熱ヒーターのコンロが設置されています。どうもドイツではガス・コンロはマイナーなようで、前に住んでいた語学学校のゲストハウスのも電熱ヒーター式でした。電源を入れてから熱くなるまで時間がかかるのと、火力スイッチを変えてから実際に変わるまでの時間がかかるので、火加減調整は変化の予測をしながらやっています。当然、火を止めての余熱調理なんて小技はさせてくれません。

 私がよく作る料理は、野菜たっぷりスープ。人参、パプリカ、マッシュルーム、ブロッコリーをコンソメスープで煮込んで、白ソーセージ、パスタを加えて作ります。塩・胡椒で味を調えれば、おいしいSuppeの出来上がりです。豊富な野菜の甘みが優しい味を作り上げてくれます。これを食べると、ほのかな幸せを感じてしまいます。