カッコイイと思ったもの

 結婚式のビデオ編集をしていると、色々な式や余興を見るわけですが、最近本気でカッコイイと思ったもの。

 新郎さんが自衛隊員のとある結婚式。披露宴中に余興のネタでやってた式典(儀仗隊って言うんでしょうか?)なんですが、新郎さんの敬礼が、ほんとに格好良かった。それだけで見とれてしまった。ネタなのに。

 もうひとつ。ちょっと話が違いますけど、チャペル式だと牧師さんがあれこれしゃべるんですが、大抵みんな「コリント人への手紙」からごく一部(愛は寛容であり云々のくだり)だけ抜粋してくるだけなんですね。すごく表面的で何の力もなく、聞く価値をあまり感じないのです。
 が、ただし知ってる範囲で一人、毎回ものすごく力説している人がおりまして、時々「そんな話を結婚式でするの?!」と驚くこともあるのですが(死産した夫婦の話も聞いたことがある)、それでもなお伝わってくる、しっかりとした中身や姿勢を感じます。そして、たしかに今聞くにふさわしい話だと思わされます。
 ちゃんと自分の言葉で話ができる牧師さんは、信頼できる、って思います。

 牧師に限らず、全ての人が、ですけどね。政治家も評論家も、自分の言葉で話せない人は、信頼するに値しない。

 話戻って、敬礼ひとつでこうも感心させられるとは思ってもみませんでした。

 自分でも身のこなしを見直そうかな。