FAN1の紹介映像を制作しました

2014年5月、フィリピンのBoholで開催された「FAN1 FabLab Asia Network第1回国際会議」のまとめ映像を制作しました。グッドデザイン賞への出品に合わせて制作したものですが、その後見事に受賞となりました。
FabLab(ファブラボ)というのは、レーザーカッターや3Dプリンターなどの工作機器を備えた市民工房・そしてそのネットワークのことで、今まさに世界各地に広がりつつあります。すでに毎年「世界FabLab運営者会議」が開かれており、2014年で10回目が開催されたのですが、どうしても時差のあるラボどうしでは連携も取りにくい。そこで、アジア(というよりは南半球も含めた時差の小さい範囲内)のラボで協力し、FANという集中デザイン合宿を行うことで、協力関係を築いて行こうというものでした。

私自身も2013年にはFabLab Sendaiの立ち上げに関わり、FabLabの精神にはとても共感しています。FAN1自体には参加していなかったのですが、参加者数名から映像素材の提供を受け、音楽を作り映像にまとめました。

スケジュールの都合で非常に短納期(1週間)での制作、さらに音楽に至っては移動中の新幹線車内での制作でしたが、やはり少なからず関係していた人間ゆえに、構成を考えたり説明を選ぶのがスムーズに進んだのだと思います。